マーケティングの基礎

仕事も人間関係も上手くいく!?【返報性の原理とは】

はじめに

努力しているのに、営業の説明が上手いのに、なぜか上手くいかない、、、、成功しない

そんな方いませんか?

成功する人・しない人は何が違うのでしょうか?

成功する人・しない人 マインドの違い

成功する人・しない人のマインドの違いを皆さんわかりますか?

成功しない人・・・人に何かを与える時、見返りを求めてしまっている。

サラリーマンとして働いている多くの人は、時間を対価にお給料という形で報酬をもらっている人が多いため、この考えの方が多いのではないでしょうか。

では成功する人はどうでしょうか?

成功する人・・・見返りを求めず、人に与える。”give”し続ける

成功するためには、人に”give”し続けることが大切です。

そんなに与えてばかりいると自分が損してしまうのではないか?

そう考えてしまう人もいるかと思いますが、そうんなことはありません。

「情けは人の為ならず」という言葉もあるように、

人に見返りを求めず”give”し続けると、巡り巡っていつか自分に返ってくるのです。

そんな仕事も人間関係も上手くいく「返報性の原理」についてご紹介したいと思います。

返報性の原理4パターン

よく返報性の原理として例えられる例として、お店の試食があります。

試食を大量にさせてもらって、そのまま帰るのは悪いから何か一つでも買って帰ったことありませんか?

あれは返報性の原理が働いたためです。

そんな返報性の原理は4つのパターンに分けることができます。

好意の返報性

好意の返報性とは、好意を向けたれ相手に好意返したくなるという心理です。

人に好き好きアピールをされて嫌な人はいないと思います。

「なんとも思っていなかった人に好きと言われて、だんだん気になりだして好きになった」

「褒められて嬉しかったので、相手を褒め返した」

「部活や仕事で好き好きアピールをしてくれる後輩が可愛くて、面倒をみたり仲良くしていた」

なんて経験あるのではないでしょうか。

敵意の返報性

嫌なことをされたらやり返したくなる心理です。

「殴られたら殴り返したなった」

「悪口を言われて嫌いになった」

「意地悪をされて親切にするのをやめた」

等が当てはまるかと思います。

返報性の原理は好意だけでなく、敵意についても当てはまってくるので注意が必要ですね。

譲歩の返報性

譲歩の返報性とは、相手が譲ってくれたので、こちらも相手に譲ろうと思う心理です。

「ドアを開けてくれて先に通してくれたので、次のドアを開けて相手を先に通してあげた」

「予定の日付を合わせてくれたので、時間帯は相手に合わせた」

等が当てはまるかと思います。

自己開示の返報性

自己開示の返報性とは、相手がオープンに自分のことを話してくれると、自分も相応の自分のことを開示しやすくなる心理です。

「相手が秘密を打ち明けてくれたので、こちらも秘密を打ち明けた」

「相手が素をみせてくれたので、こちらも素を見せられた」

等が当てはまるかと思います。

これは相手を知ったり仲良くなるために有効な手段なので積極的に使っていきたいですね。

注意点

giveし続けているのになぜか返報性の原理が効いてこないことがあるかもしれません。

一定数、人に与えてもたって当たり前という考えの返報性の原理が効かない人たちもいるのですが、

そういう人たちに当たったのではなく、返報性の原理におけるNGをしてしまっている可能性があります。

そんなNGを2つ紹介します。

見返りを求めているのが伝わってくる

1つめのNGは、相手に見返りを求めていることが伝わってしまうことです

そうなると相手は、

「感謝はしているけど、なんだか恩着せがましい人だな、、」

「もっと気楽に頼める人に仕事を依頼しようかな、、、」

と思われてしまうのです。

関係性に見合わないものを”give”する

2つめのNGは、関係性に見合わないものを”give”することです。

全く親しくない人からいきなり高価なモノをプレゼントされたらどう思うでしょうか?

「こんな高価なもの貰っても返せないよ!」

「親しくないのに、何か下心があるのでは、、、?」

という風に感じてしまうと思います。

そのため、相手との関係性をしっかり考えたうえでgiveしていく必要があるのです。

結論

今回は返報性の原理について

4つのパターンと2つの注意点をご紹介しました。

まとめると

見返りは求めず、「相手が喜んでくれたらそれで良い!」と考えて、

相手に合った“give”をし続けることが大切です!

返報性の原理を活用して、仕事も人間関係も上手くいかせましょう~!