はじめに
商品やサービスをコストをかけたくないけど、売り上げはあげたい!
そんな時、ありますよね?
コストをかけずにできることといえばキャッチコピーや商品説明を変えてみる
という手がありますよね。
では、どうすればいいのでしょうか?
そこで役に立つのがフレーミング効果という心理現象です。
本記事では、コストをかけずにフレーミング効果を利用して売り上げを上げる方法をお伝えします。
フレーミング効果とは
フレーミング効果とは
「ある事柄を説明するにあたり、伝え方・表現を変えることで、相手に与える印象を変えられる」
という心理現象のことです。
このフレーミング効果は、
広告、販促、営業、顧客サポートなど、ビジネスにおける様々な場面で活かせます。
簡単な例を1つあげてみましょう。
水が入った1杯のコップがあるとします。そこには水が半分入っています。
「コップの水は、半分しかない」「コップの水は、まだ半分もある」という表現をすることができます。
同じことを表しているにもかかわらず、前者はネガティブな、後者はポジティブな印象を受けるのではないでしょうか?
このように、同じことでも伝え方・表現方法で相手に与える印象は変えられるのです。
具体例【どっちを選ぶ?】
日常で見られるフレーミング効果の具体例を4つご紹介します。
ぜひ、ご自身の商品やサービスに当てはめて読んでみてください☆
サプリメントの含有量
あるサプリメントにビタミンCが1g配合されているとします。
「ビタミンCを1g配合」
「ビタミンCを1000mg配合」
どちらの方が多い印象を受けますか?
前者より後者の方が、配合量が多いような印象受けるのではないでしょうか。
これはサプリメントや栄養ドリンク等でよくみられる手法です。
このように数字をポジティブに受け取れる単位に変えてみましょう!
時間の表示方法
待ち時間が表示してあるとします。
「1時間10分」
「70分」
どちらの方が短く感じますか?
前者より後者の方が短く感じるのではないでしょうか?
こちらもサプリメントの含有量の場合と同じで単位を変えたものです。
よくテーマパークの待ち時間や映画館の映画の長さの表示で利用されています。
このように数字をポジティブに受け取れる単位に変えてみましょう!
半額か1つ無料か
アパレルショップなどで、1万円の服を2枚買う場合、
「50% OFF」
「1着買ったら2着目は無料」
どちらがお得に感じますか?
後者の方が「1着無料」というインパクトがあり、お得に感じるのではないでしょうか。
韓国のコスメ通販サイトでもよく見る表現だなと思いました。
このようにインパクトのある表現方法を選びましょう!
サービスの満足度
ジム等に入会する際、どちらの情報を提示しているジムに入会するでしょうか?
「90%の人が満足した」
「満足しなかった人は10%だけ」
前者は、90%もの人が満足したのなら自分も満足できそう!入会してみたい!
後者は、満足しなかった人が10%もいる。何が良くない部分があるのだろうか?
と考えてしまうと思います。
ポジティブな数字をクローズアップして伝えるようにしましょう!
結論
ご自身の商品やサービスに当てはめてみて、活かせそうな例はありましたか?
ぜひこのフレーミング効果を顧客に与える印象を変え、
コストをかけず売上を向上させましょう♬