SEOについてわかってきたけど、
実際SEO対策でどんな記事を書けばいいかわからない、、
コンテンツSEOって何?そんな方いらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、【コンテンツSEO】に焦点を当てて、
コンテンツSEOとは何か、事例、やり方、記事の書きの手順までをご紹介します。
<内部対策><外部対策>については以前記事にしていますので、参考にしてみてください。
コンテンツSEOとは
まず、コンテンツSEOとはなんでしょうか?
コンテンツSEOとは、
検索ユーザーにとって有益で良質なコンテンツを継続的に発信することで、検索エンジンに上位表示させ集客を目指すSEO対策の1つです。
ユーザーの検索意図にあった記事を増やすことで、1つの記事だけでなく、ウェブサイト全体のテーマ性も高まり、検索上位を獲得しやすくなります。
そのためには、ユーザーが本当に必要としている情報を発信することが大切です。
コンテンツSEOのメリット・デメリット
次に、コンテンツSEOメリット・デメリットを見ていきましょう。
コンテンツSEOのメリット6つ
コンテンツが資産になる
集客力のある良質なコンテンツは、時間が経過しても価値が失われにくいストック型コンテンツになります。
記事を増やすことでサイトのアクセス数も伸ばせるので、サイト自体の価値を伸ばすこともできます。
広告費削減につながる
良質なコンテンツを継続的に発信することで、上位表示させることができたとします。
そうするとリスティング広告等をせずに集客することが可能となります。
結果として広告費削減に繋がるのです。
最初は手間がかかり、効果が出るまでは長いですが、長期的に考えた場合はコストパフォーマンスが高い集客方法だと言えるでしょう。
検索の上位になれば安定的な集客が見込める
SEO対策をして一度上位を獲得できれば、安定的な集客が見込めるという特徴があります。
しかし、上位を獲得できたからといって放置していては順位が下がってしまいます。成果を維持できるよう、常に順位をチェックし、メンテナンスを実施しましょう。
自然な外部リンクを獲得しやすい
良質なコンテンツはSNS等で拡散されやすいという特徴もあります。
また、ユーザーにとって有益なコンテンツは被リンクも得やすく、SEOの適切な外部対策になります。
ニーズを自覚していない潜在顧客との接点になる
通常の広告では、ニーズを自覚している状態のユーザーしか呼び込みができないことが多いです。
しかし、コンテンツSEOで作成した有益なコンテンツであれば潜在顧客も流入してくるので、幅広いユーザーと接点を持つことができます。
コンテンツを読むことでユーザーが自分の潜在的なニーズを自覚し、顧客になってくれる可能性があります。
ブランディング力向上に貢献してくれる
コンテンツSEOで上位表示させることができれば、ブランディング向上の効果も得られます。
何かを調べている際に、同じサイトのコンテンツを何度も検索上位で目にしたとします。
そのコンテンツがユーザーにとって有益なものだった場合、「この情報について調べるなら、まずあのサイトを見てみよう」と思ってもらうことができます。
そうすれば、サイトの直接検索の数やリピーターを増やすことができます。
コンテンツSEOのデメリット2つ
即効性がなく、効果が出るまでに時間がかかる
広告費を払えば表示される広告とは違い、SEO対策を始めてから効果が出るまでには時間がかかってしまいます。
特に立ち上げたばかりのサイトとなると、効果が出始めるまで半年から1年ほどかかる場合が多いです。
コンテンツの作成やメンテナンスに時間と労力がかかる
コンテンツSEOは有益なコンテンツを作ったらそれで終わりではありません。
なぜなら、検索結果は日々順位が変動しているので、上位化したからと言って記事をそのまま放置していては、徐々に順位が低下してしまうからです。
有益なコンテンツを作り続けることや、一度作成した記事を見直して新しい情報に更新する作業が必要です。そこに時間と労力がかかることがデメリットの一つなのです。
コンテンツSEOの事例3選
実際にコンテンツSEOを実施している企業を3つピックアップしてみました。
みなさんも目にされたことのあるサイトがあるのではないでしょうか?
事例① 株式会社ベネフィット・ワン
株式会社ベネフィット・ワンでは、広告運用コストの増大をきっかけに、働き方改革に関する情報を掲載する自社メディア『ボーグル』を運営し始めました。
そして、働き方改革や福利厚生の現状を解説したコンテンツSEOを実施したところ、わずか3ヶ月ほどで毎日1件のコンバージョンを獲得できるようになったそうです。
事例② クックパッド株式会社
クックパッド株式会社では、夏休みの自由研究に料理を取り入れることを提案する『自由研究』、離乳食期の食の課題解決を狙った『クックパッド ベビー&ママ』という2つのコンテンツを立ち上げました。
キーワードリサーチによってユーザーの検索意図を把握し、ニーズに合ったコンテンツを制作したところ、約30日間でアクセスが爆増したそうです。
事例③ スタディサプリ進路
リクルートが運営しているスタディサプリでは、大学・短期大学・専門学校の進学情報サイトの『スタディサプリ進路』を運営しています。
様々な「職業名 なるには」のキーワードで検索結果上位に位置しているのが特徴です。
コンテンツ内では、職業の業務内容や年収のほか、実際にその職業の人へのインタビュー、おすすめの学校・大学などが掲載されており、コンテンツSEOがばっちり実施されています。
コンテンツSEOのやり方<5つの手順>
コンテンツSEOについて分かってきたところで、どうやって有益なコンテンツをしたらいいか疑問に思われてきたと思います。
ここではSEO対策を意識した記事の書き方の手順をご紹介します。
下記の5つのステップで書くことできます。
- ペルソナの悩みを言語化する
- キーワード選定をする
- 魅力的なタイトルを作成する
- 簡単に内容を理解できる目次を作成する
- 本文を書く
1.ペルソナの悩みを言語化する
SEO対策としての記事は、書きたいことを書けばいいものではありません。
ペルソナの悩みを解決する記事を書く必要があります。
自分のペルソナの悩みをピックアップして言語化してみてください。
<例えば、ペルソナが28歳の少しふっくらとしたOLだとします。>
悩みは、「痩せたい」「きれいになりたい」「ダイエットしたい」等が出てくると思います。
2.キーワード選定
次に狙いたいキーワードを選定します。
ここではペルソナがもっている悩みがどんなふうに検索されているかを知る必要があります。
そこで、「検索ボリュームツール」でキーワード候補を探します。
「検索ボリュームツール」とは
ある期間の中でどんなキーワードどどのくらい検索されているかを知ることができるツールのことです。
それでは実際「検索ボリュームツール」を使った例を見ていきましょう。
<例えば、ペルソナが28歳の少しふっくらとしたOLだとします。>
「瘦せたい」というキーワードを「検索ボリュームツール」で調べてみます。
下記のように出てきました。
この場合、ボリュームがあったとしても一番下の「40代」というキーワードはペルソナとは合わないので除外します。
残ったキーワードは「痩せたいのに食べてしまう」「痩せ体操」「痩せたい 食べたい」「痩せたいお腹」です。
候補のキーワードは必ず、実際に検索してみることが必要です。
そして、検索上位の記事の内容をチェックして傾向を把握しましょう。
そこで記事の内容がペルソナのイメージと合うかどうかを選定します。
今回、キーワード選定をするために「検索ボリュームツール」を使いました。
おすすめの「検索ボリュームツール」をご紹介します。
<おすすめの検索ボリュームツール>
-
ウーバーサジェスト
https://app.neilpatel.com/ja/dashboard
検索ボリュームの検索が1日3つまで無料です。
-
ラッコキーワード
検索ボリュームは有料機能ですが、キーワードのサジェストは無料で見ることができます。
その他にも「検索ボリューム ツール 無料」で検索してお気に入り検索ボリュームツールを見つけてみるといいかもしれません♪
3.魅力的なタイトルを作成する
次に、タイトルを作成します。
ここで大切なのは、検索上位表示のタイトルよりも魅力的なものを考えることです。
せっかく記事の内容が良くてもクリックしてもらわないとそもそも見てもらえないからです。
タイトル作成の5つのポイント
タイトルを作成する際は下記のポイントを意識してみてください。
- 狙ってるキーワードを使う
- 文字数(スマホ:30文字程度、PC:40文字程度)
- 伝えたい内容は前半に入れる
- 悩みが解決した未来がイメージできるタイトルにする
- 競合と比較した時に魅力的であるようにする
GDTの法則を意識したり、数字を使う等してみてもいいですね♪
それではタイトル作成の例を見ていきましょう。
<例えば、ペルソナが28歳の少しふっくらとしたOLだとします。>
キーワード選定で残ったキーワードは「痩せたいのに食べてしまう」「痩せ体操」「痩せたい 食べたい」「痩せたいお腹」でした。
「痩せ体操」をキーワードに選ぶとします。
5つのポイントを意識して作るとこんな感じになりました。
「【1日5分で痩せる!】みるみる瘦せる超簡単な全身痩せ体操」
参考にしてみてください♪
4.簡単に内容を理解できる目次を作成する
次に、目次を作成します。
ここで大切なのは、ユーザーもGoogleも目次を見ただけで記事の内容が大体わかることです。
目次作成の2つのポイント
- 目次の中には、キーワードを入れる
- 競合である検索上位5記事よりもいい記事と思えるような目次を書く
上位5記事のいいところを全部取って、上位互換の記事を作るイメージをしてください。
ただいいところ取るだけでは真似をすることになってしまうので、自分の言葉で書いたり体験談を入れてオリジナル性を出すことが大切です。
5.本文を書く
最後に本文を書きます。
本文作成の2つのポイント
- オリジナリティの高い記事を意識する
- スマホユーザー向けにも記事の質を担保する
- オリジナリティの高い記事を意識する
なぜオリジナリティの高い記事を意識するのかというと、Googleからの評価が上がるからです。
現在、多くの人がSEO対策をしているため、いい記事を真似して同じような記事で溢れ返っています。
Googleからして見れば、また同じような記事か、、、という印象になってしまいます。
そんな中、自分の体験談を入れたり等のオリジナリティがあれば、「この記事は他と違うぞ」ということでGoogleからの評価が上がるのです。
- スマホユーザー向けにも記事の質を担保する
記事がなんのデバイスを使って見られているかご存知でしょうか?
今では、半分以上の人がスマホから見ています。
記事をPCで作成して、PCで見やすくなるように書いた場合、スマホで表示した際に
変なとことで改行されていたり、画像の大きさおかしくなることがあります。
そうなると、せっかくスマホから見みにきてくれたユーザーは離脱してしまいます。
そのため、記事を書くときはスマホでどのように表示されているかを確かめる必要があります。
<ブログ初心者の方へ>
基本的な伝わりやすい記事の書き方についてはこちらを参考にしてみてください。
さいごに
今回はコンテンツSEOとは何か~手順をご紹介しました。
手順はツールを使ったり、いろいろな工夫が必要だということがわかりましたね!
SEOを意識した記事を書くのは初めは大変かもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください♬