マーケティングの基礎

広告やInstagramの閲覧数がもっと伸びる方法!

文章やキャッチコピーを頑張って書いているはずなのになぜか閲覧数が伸びない。

そんな悩みをお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、閲覧数・クリック数を伸ばすため文章以外で工夫できる方法を紹介します。

閲覧数・クリック数が伸びない原因

内容がいいはずなのに投稿や広告が伸びない理由の1つに、

ターゲット層や商品イメージにリンクした見た目になっていないことが原因にあります。

いくら良い内容が書いてあっても、それを読みたくなる、興味を惹かれる見た目になっていないとスルーしてしまいますよね?

見た目で言えば、「色」「写真やイラスト」「どこを強調するか」等ありますが

今回は、色」に焦点を当ててご紹介します。

色の与えるイメージ

みなさんは、色を見て暖かそうだなや冷たそうだなと感じたことはありませんか?

食べ物に赤や黄色が使われいる食べ物が美味しそうに見えたり、逆に青色の使われている食べ物(青いカレーや青いケーキ)はあまり美味しそうに見えないと思います。

色には、人の潜在意識の中にあるイメージがあり、通常はこの受け取り方が人によって大きく変わることはないといわれています。

色から連想されるイメージ

  • 赤…エネルギー、強さ、元気
  • 青…冷静、知的、信頼
  • 緑…自然、環境、幸福
  • 黄色…明るさ、希望、活発
  • オレンジ…楽しさ、陽気、親しみ
  • ピンク…女性的、優しさ、愛情
  • 紫…繊細、不思議、エキゾチック
  • 茶色…安定、堅実、大地
  • 灰色…落ち着き、上品、大人っぽさ
  • 白…清潔、真実、平和
  • 黒…高級、神秘、重厚

色が及ぼす心理的効果

  • 赤…気持ちを高める、熱や温かさを感じさせる
  • 青…気持ちをリラックスさせる、集中力を高める
  • 緑…ストレスを減らす、心を癒す
  • 黄色…喜びや希望を与える、判断力を高める
  • オレンジ…陽気な気分にする、親しみが生まれ仲間意識を高める
  • ピンク…愛情が欲しくなる、幸せな気持ちになる
  • 紫…ヒーリング効果がある、感性を刺激する
  • 茶色…安定感を与える、緊張を和らげる
  • 灰色…控えめな印象を与える、上品さを感じさせる
  • 白…清潔な印象を与える、気分を一新させる
  • 黒…物を実際よりも重く感じさせる、強さを感じさせる

実際の企業の具体例

Paintbrush on watercolor painted background. Art. Hobby

実際に企業のロゴやHPでどのような色が使われているか見ていきましょう。

1.Googleブルーレッドイエローグリーン

Googleのロゴの色は、3原色であるブルー・レッド・イエローと副色であるグリーンを組み合わせています。色の組み合わせは独創的で、知性・強さ・創造性・成長を表しています。Googleがこの4色を採用しているのは、常にシンプルで親しみやすく、視覚的に魅力的であり、ブランドを認識しやすくするためです。

2.Instagram(イエローオレンジピンクラベンダーパープル

Instagramは当初、写真共有プラットフォームとは関連性の低いブラウンを主体とするレトロなカメラをイメージしたブランドロゴを使用していました。しかし、レトロな雰囲気に興味のない「若い世代」をターゲットに、ブランドロゴのカラーとデザインを大きく刷新しました。現在では、世代を超えた全てのコミュニティーを包含するという意味を込めて、カラフルな5色のブランドカラーを軸に構成されています。

3.PayPal(ダークブルーミディアムブルーライトブルーマスタード

オンライン決済サービスを提供するPayPalはダークブルーとライトブルーをブランドロゴに用いています。決済サービスを提供するペイパルは、高度なセキュリティーを維持し安全にサービス提供することが、オンライン決済を利用するユーザーにとって最も重要なことの一つです。ブランドカラーそれぞれのブルーが持つ信頼感、プロフェッショナルで安心安全なイメージをブランドカラーに取り入れています。

4.スターバックス(グリーン:スターバックスグリーンアクセントグリーンライトグリーンハウスグリーン・ブラックなど)

グリーンは中立的で平和的な感情を呼び起こします。また同時に洗練さと落ち着いた伝統的な雰囲気を醸し出します。グリーンを用いることによって、スターバックスは世界の平和に対する姿勢を示しています。また、カジュアルなビジネス会議やくつろぎの場所として店舗を気軽に利用してもらうよう店内の壁や商品の様々な箇所にグリーンを用いています。

色の使い方

ここまでで、色のイメージの大切さや具体例をお分かりになったと思います。

それを踏まえた上で、実際の使い方のポイントを2つご紹介します。

Point1.ターゲット層に合わせた色使いをする

マーケティングにおいて重要なのがターゲットを決めることですが、その際におすすめなのがターゲットに合わせた色やトーンを使うということです。

【女性向け】

原色を使うのを避けて、ピンクや赤に白の組み合わせといった、清潔感のある色使いをすると良いでしょう。

暖色系が定番人気・・・赤、ピンク、オレンジ、紫 等

寒色系でもパステルカラーやくすみカラーならOK・・・ペールブルー、ライトグリーン、 等

【男性向け】

寒色系と黒、金属系のカラーが根強い人気を得ています。高級感やかっこよさをアピールすると良いでしょう。

寒色系と黒が強い人気・・・青、水色、緑、黒、銀 等

ダークトーン+ポイントカラーでメリハリを・・・ネイビーブルー、ワインレッド、濃いカーキグリーン、ダークブラウン 等

【子供向け】

明るくてポップなカラー・・・黄色、オレンジ、空色、ピンク 等

【高齢者向け】

落ち着きのある低彩度の色・・・男性では青、女性ではピンクやオレンジ、男女共有で緑

※黄色は年齢ととも目の関係で認識がしづらくなる色のため、目立たせたい部分への使用は避けましょう。

Point2.「70:25:5」の法則を使う

「70:25:5」の法則は、配色のバランスを取るためのルールです。

70=ベースカラー

25=メインカラー

5=アクセントカラー

この比率で色を使うことで、高品質なデザインに見えるといいます。

ベースカラー・・・背景や余白などの部分に用いられる色のことであり、デザインの7割がこのベースカラーとなります。

メインカラー・・・そのデザインの核となる色。つまり、見ている人が一番注目するカラーです。ターゲットやデザインのイメージに合わせて選び、訴求したい内容に合わせましょう。

アクセントカラー・・・文字通りアクセントとなる色です。一般的にベースカラーと反対色か明度の差をつけた色を用いることで、全体を引き締めたり、奥行きを出したり、目を引かせる効果を持ちます。

さいごに

今回は、色の持つイメージや効果、それを高める手法をご紹介しました。

ぜひターゲットに合わせたカラーを使い、閲覧数UPを目指してください♬