文章やキャッチコピーを頑張って書いているはずなのになぜか閲覧数が伸びない。
そんな悩みをお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、閲覧数・クリック数を伸ばすために文章の内容以外で工夫できる方法を紹介します。
閲覧数・クリック数が伸びない原因
内容がいいはずなのに投稿や広告が伸びない理由の1つに、
ターゲット層や商品イメージにリンクした見た目になっていないことが原因にあります。
いくら良い内容が書いてあっても、それを読みたくなる、興味を惹かれる見た目になっていないとスルーしてしまいますよね?
見た目で言えば、「色」「写真やイラスト」「どこを強調するか」等ありますが
今回は、「どこを強調するか」に焦点を当ててご紹介します。
男性と女性の広告表現ポイントの違い
個人差はもちろんありますが、男性と女性では広告や画像を見る際に注目するポイントが異なります。
- 女性は共感
- 男性は論理
女性の購買意欲を上げる「ストーリー」
女性の購買意欲を上げるには、販売する「モノ」よりも、購入する「本人(ヒト)」が主役となれるストーリー作りが重要となります。**例えば美容クリーム(モノ)の良さ(原材料や配合率等)をひたすら紹介するよりも、その美容クリームを使った女性(ヒト)がいかに良い状態となり、イキイキとした気持ちになれたか…といったストーリー性が重要となるのです。
【ストーリーを感じさせる例】
・「お客様の声」(製品の利用感想)を掲載する
・店舗内でサービスを受ける「利用者モデル」の写真を載せる 等
女性は男性に比べて「共感力」が強いので、チラシの中に出てくるモデル(利用者モデル)に比較的カンタンに自分を重ね合わせることができます。メインとなる女性顧客層が共感しやすい年代のモデルを選び、チラシの中に登場させてみましょう。
女性向けチラシでは「優しい文体」を意識
女性向けチラシのキャッチコピーや説明文章では、以下のようなポイントを意識します。
1)「です・ます言葉」は必須(だ・であるはNG)
2)「~ですよね?」「~ではありませんか?」等、問いかける言葉を織り込む
3)「フワフワ」「さらさら」「しっとり」等、擬音語・擬態語を多く使う
女性は言語に「優しさ」や「共感力」を求めます。そのため、柔らかい印象となる「ですます(丁寧語)」は必須です。新聞のような「だ・である文体」はマイナスイメージとなるので避けましょう。「ですよ」「ですね」等の文末語をつけると更にソフトな文体となります。女性の感覚的な部分を刺激する擬音語・擬態語を的確に使うことも大切です。
男性の購買意欲を上げる「データとスペック」
女性の購買欲求をそそるポイントが「モノよりもヒト(自分)」であるのに対し、男性の購買意欲は徹底して「モノ」自体の情報を知ることによって生まれます。また女性が「感覚的・情緒的」な部分で好感度をアップするのに対して、男性はより「論理的」に物事を判断しようと考える傾向にあります。
そのため男性の購買意欲を上げるには、製品・サービスの「データ」「スペック」をできるだけ細かく紹介することが重要です。
【例】
・可能なかぎり数値化する(「つけ麺超大盛り」→「つけ麺超大盛り800グラム!」)
・棒グラフ・円グラフ等でグラフ化する、表であらわす
・原産地・作成工程を写真で丁寧に紹介する 等
男性向けチラシでは「シンプル文体」を意識
男性向けチラシの説明文やキャッチコピーでは、以下のようなポイントを意識します。
1)結論から始める
2)一文を短くする
3)シーンによっては「だ・である文体」もOK
4)シーンによっては「断定的」「命令形」もOK
女性が文章を「共感」のツールと考えるのに対し、男性は「情報伝達」のツールと捉えています。「いかに早く正確に情報を伝えるか?」がカギなのです。ですから女性向けのような修飾文が多い文は好まれません。少し長い文章の場合には結論から入り、一文をできるだけ短くして「シンプルさ」を重視しましょう。
また男性は立場や能力が上と思われる人間からの情報提供の場合、「断定系(~すべき等)」や「命令形(~しろ!)」といった強い言い切り型の文体でも内容を受け入れることができます。例えば「1ヶ月で痩せたいなら、この本を読め!」といった具合です。女性向けチラシでは「冷たい・怖い」と嫌われる「だ・である」文体やこれらの命令形・断定系もOKとされる点は、考慮しておくべきでしょう。
さいごに
今回は、広告における男女別に効果のあるポイントをご紹介しました。
ぜひターゲットに合わせた訴求ポイントや文体を使い、閲覧数UPを目指してください♬