もっと商品やサービスの売上を増やしたい。でも集客が上手くいかない、、
そんな方いらっしゃるのではないでしょうか?
商品やサービスに目を留めてもらうためには、人々の関心を引き付けることが重要になってきます。
この記事では、人々の関心を引き付けることができ、
結果的に商品やサービスの売り上げが上がる方法をご紹介します。
ツァイガルニク効果
皆さんは、テレビ番組を観ている時に
「続きはCMの後で!」というフレーズを見たことはありませんか?
続きが気になってその番組を見続けてしまった経験のある方が多いと思います。
ここで使われている心理効果を『ツァイガルニク効果』と言います。
ツァイガルニク効果とは
「ツァイガルニク効果」とは、未完了のことは、完了されたことよりも緊張感が持続しやすく、記憶に残りやすい、という現象です。
このツァイガルニク効果はテレビ番組以外にも日常生活や恋愛、ビジネスシーンなど、さまざまな場面でみることのできる現象です。
友人「相談があるの、、好きな人ができて、、やっぱり話せないや、、、」
テレビ番組「このピンチ、どうなる?! 続きはCMのあとで」
芸能ニュース「あの女優が熱愛? 意外すぎる相手とは…」
他にも、ドラマや漫画が良いところで終わる。等
どうしても続きが気になってしまいますよね?
この効果はマーケティングにおいても有効な手段です。
マーケティングにおけるメリット・デメリット
次にメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
ツァイガルニク効果は未完了のことは、完了されたことよりも緊張感が持続しやすく、記憶に残りやすい、という現象です。
この効果をマーケティングに応用することで、人々の関心を引き付けることができ、結果的に商品やサービスの売上を増やすことができるのです。
デメリット
ただ、メリットばかりではありません。
必要以上にツァイガルニク効果を多用すると、「この会社の広告はいつも中途半端」「情報を得るのに余計な手間がかかる」などネガティブな印象をもたれてしまいます。
マーケティングでのツァイガルニク効果の活用も、ターゲット層や広告内容などを考えてうまく活用しましょう。
マーケティングにおける具体例
次に実際マーケティングで使われてい具体例をご紹介します。
皆さんの商品やサービスに活かせる事例がないかを考えながらチェックしていってみましょう♪
Web広告の表示
Web広告は、バナーや見出しなど、伝えたい内容の一部のみを表示して、あえて不明確な部分を残しています。
特に広告動画は短い内容で終了するため、気になる部分を残し、クリックさせて内容の詳細につながるように工夫されています。
「すべてを伝えず、気になる部分で止めておく」点にツァイガルニク効果が活用されています。
観光地のリピーター
観光地へのリピーターを増やすためにツァイガルニク効果が活用されている場合があります。
観光客が訪れた際に、時期や時間をずらしたイベントの情報を提供し、観光が完結していない状態を作り出して「また来よう」と思ってもらえるよう工夫しています。
有料のサービス利用
サービス内容の差をつけて、有料会員への登録を促す仕掛けに活用されています。
たとえば、漫画アプリでは、一部分のみお金を払わずに読めるようにして、「続きを読み切りたい」と思い起こさせて、有料サービスの利用につなげています。
さいごに
今回は、ツァイガルニク効果の具体例からメリット・デメリットまでご紹介しました。
皆さんも、自分の商品やサービスで使えそうな事例は見つかったでしょうか?
ぜひこの効果を使って、売り上げを増やしましょう♫