SEOを学び始めたけど、内部対策・外部対策いろいろあってよくわからない、、、
そんな方いらっしゃいませんか?
今回は、【内部対策】に焦点を当てて
内部対策とは何か、内部対策の方法ついてお伝えします。
外部対策に関しても記事にしていますので、こちらをご覧ください。
SEO【内部対策とは】初心者へ方法を解説
内部対策とは
SEO対策というのはGoogleなのどの検索エンジンで上位に表示させるための対策であることを前回お伝えしました。
そのSEO対策における内部対策とは、
「ウェブサイトの内部要素を最適化して検索エンジンで上位を目指すたにおこなう対策のことです」
内部要素とは、サイトの構成(HTML構造)や記事の内容についての対策をすることです。
内部対策で重要なこと
ただウェブサイトを立ち上げたり、何も意識せずに記事を書くだけでは対策にはなりません。
内部対策で重要になってくるのは
「わかりやすさの追求」と「オリジナリティある有益コンテンツの追加」です。
つまり、「わかりやすく、内容に価値があるかどうか」が重要なのです。
内部対策の評価が決まる仕組み
内部対策について重要なことはわかったけど、記事がわかりやすいかなんて誰が判断・評価するの〜?
と思われた方いらっしゃると思います。
それはズバリ、「Googleクローラー」と「ユーザー」です。
Googleクローラーという言葉を初めて聞かれた方も多いと思いますので、
詳しくご説明します。
①「Googleクローラー」にとっての分かりやすさ
【Googleクローラーとは】
Googleのロボットのことです。
このロボットは、世界中のウェブサイトを見て回っています。
ウェブサイト見る中で登録された情報は、Googleのさまざまなアルゴリズムをもとにページをランク付けされ、ランキング形式で検索結果に表示されるのが特徴です。
たとえば、表参道のカフェのウェブサイトがあるとします。
このGoogleクローラーがいることによって、「表参道 カフェ」の検索で表示をしてくれるのです。
このGoogleクローラーにとっての分かりやすさとは、
サイト構造やタグ付けやキーワードが最適であるかどうか等です。
詳しくは、内部対策の方法で後述します。
②「ユーザー」にとっての分かりやすさ
ユーザーにとってわかりやすいことも大切です。
せっかくロボットに認識してもらって、検索に表示されても実際にウェブサイトにアクセスしてくれたユーザーに分かりやすくないと、ユーザーに短時間で出ていかれてしまいます。
それでは、ユーザーにとっての「わかりやすさ」とは何でしょうか?
「わかりやすさ」とは「見やすさ」と「要点整理」のことです。
下記のAとBの文書を見てみてください。
【A】
おすすめのカフェ、カフェキツネを紹介します。カフェキツネは表参道にあります。住所は東京都港区南青山3-15-9です。コーヒーとキツネの形をしたクッキーがおすすめです。価格帯は1,000~2,000円です。営業時間は10:00〜19:00。日曜日も営業しています。
【B】
<表参道にある>おすすめのカフェをご紹介♪
【カフェ名】カフェキツネ
【住所】東京都港区南青山3-15-9
【おすすめメニュー】コーヒー、キツネ形のクッキー
【価格帯】1,000~2,000円
【営業時間】10:00〜19:00、日曜日営業
さて、どちらが分かりやすかったでしょうか?
ほとんどの方がBの方が分かりやすかったと思います。
このように、ただ文章を書くのではなく要点を整理してユーザーが見やすくする工夫が大切です。
画像を入れたり、文字の色を変えるのもいい手です♬
内部対策の方法【評価をよくするには?】
内部対策の評価の決まり方について分かったところで、実際に内部対策の具体的な方法を見ていきましょう。
今回は、代表的な5つの方法ご紹介します。
- キーワード最適化
- URL最適化
- メタデータ最適化
- 内部リンク
- SSL化する
①キーワード最適化
関連するキーワードを適切に配置し、タイトル、見出し、コンテンツ内に組み込みましょう。
そうすることで、googleクローラーやユーザーがコンテンツのテーマを理解しやすくなります。
キーワード最適化のポイント
- タイトルにはキーワードを必ず入れる(赤)
- 見出しを適切に使用する(青)
プラスアルファで下記2つを追加すると、より分かりやすくなります♪
- パンくずリスト(緑)
- 目次(ピンク)
SEOのキーワードを決める際は、無料で使用できるキーワードリサーチツールの「ラッコキーワード」がおすすめです。
例えば「表参道 カフェ」の記事を書きたいとします。このキーワードだと競合が多すぎるので、上位に表示されるのが難しくなってきます。
ラッコキーワードで「表参道 カフェ」を検索すると「表参道 カフェ」+「テラス」や「表参道 カフェ」 +「ひとり」が一緒に検索されていることが分かります。
この場合、「表参道 カフェ」単体ではなく「表参道 カフェ テラス」等の別のキーワードを含めて記事を書くことで、競合が少なくなって上位に表示される確率が上がります。
②URL最適化
ユーザーが分かりやすいURL構造に変更します。
URLにキーワードを含めることで、ユーザーや検索エンジンがコンテンツの内容を理解しやすくなります。
分かりやすいURLとはなんでしょうか?
Webページには、それぞれのページに個別のURL(パーマリンク)が割り当てられます。
URLにはページの内容を想起しやすい、シンプルな文字列を使用しましょう。
以下の2つのURLを見てください。
直感的に「seoマーケティングに関する記事だ」と内容を推測できるのは、キーワードを含んだ2つ目のURLなのではないでしょうか?
URL作成のポイント
- キーワードを使用する
- 短く簡潔にする
- 英単語を使用する(日本語で作成するとコピペした際に、意味をなさない文字列になってしまいます。)
- 複数の単語を使用する場合には、ハイフン(−)でつなぐ
簡単にできるのでぜひ試してみてください♬
③メタディスクリプションの最適化
ページのタイトル、メタディスクリプションを最適化して、検索結果での表示を改善します。
メタディスクリプション(meta description)とは、
検索エンジンに対してページの概要を伝える説明文です。
赤がタイトル
青がメタディスクリプション(説明文)です。
この説明文にアピールしたいキーワードを入力します。
おすすめのキーワードの数は、「6つ」です。
多すぎると、なんでもかんでもアピールしているように見え信頼性に欠けます。
下記の「ALL IN ONE SEO」というWordPressのプラグインを使えば簡単に設定できます。ぜひお試しください♪
④内部リンク
関連するコンテンツ間で内部リンクを設定しましょう。
内部リンクとは、
自分のサイトのAという記事を、自分のサイトのBという記事の中にリンクとして貼り付けることです。
「表参道のカフェ」をおすすめする記事だとすると、その中に関連のありそうな「表参道のランチ」や「原宿のカフェ」等の記事のURLを貼り付けることです。
そうすることで、ユーザーと検索エンジンがサイト内をで探し求めている情報へたどり着きやすくします。
⑤SSL化する
ユーザーに安心してサイトを利用してもらうために、通信のSSL化をしましょう。
SSL化とは、
サイトのデータ通信を暗号化し、安全性を高める技術のことです。
SSL化すると、サイトのURLが「http」から「https」に変わるため、HTTPS化とも呼ばれます。
httpによる通信には、第三者によるデータの改ざんや盗聴など、セキュリティ上のさまざまな脆弱性が存在しています。
そのため、httpsにするとこういったリスクを解消できます。
鍵マークがついた「https」のサイトと、場合によっては警告が表示される「http」のサイトでは、当然前者のほうが安心して利用できますよね?
さいごに
今回は、SEOにおける内部対策についてご紹介しました。
対策の方法はたくさんありますが、まずは要点わかりやすくする等できるところから少しずつ初めてみてください。
SEOの基礎についても解説していますので、ぜひこちらもご覧ください♪